帰ってきていきなり泣き止まない子どもに私も泣きそう。こんな時どうしたらいいか、経験から話します。
目に涙をいっぱい浮かべて帰ってきた子ども。
明らかにイヤなことがあったのがわかったから「何かあったの?」と聞いてみたらいきなり大泣き!
抱っこして落ち着かせようとしても、手足をバタバタさせて大暴れ!
このまま泣き続けるとご近所迷惑だし、私も辛くなってくる。
もう……、こんな時どうすればいいの?
小さい子同士でも、トラブルが全くないわけではありません。
こんな風に、泣きたい思いを抱えて、それでも我慢して帰ってくることはよくある話でしょう。
宥めても落ち着かせようとしても全く意味がなし。
あなたが泣きたくなる気持ちもわかります。
だからといって何もしないのは、お子さんにとってもあなたにとってもマイナス。
お子さんはいつまでも悲しい思いを引きずったまま。
あなたも、子どもの気持ちがわからずにイライラしたり、泣きたくなったり。
それだと、いつまで経っても負のループから抜け出せませんよ。
次男は、気持ちの切り替えがなかなかできない自閉傾向がある子です。
そのため、突然大泣きして何をやっても泣き止まない!ということが何度もありました。
その時に、私がどうしていたのか。
今回はそれを話したいと思います。
気持ちの切り替えが難しい子への対処法が、私の経験から見つかるのではないでしょうか。
同じようなお悩みを持っていたら、最後まで記事をご覧くださいね。
子どもが大泣きするのは感情が追いつかないから
「何があったの?」と聞いて大泣きした場合は、そのことを思い出して感情が追いつかないからだと思います。
子どもなので、自分の思いどおりにならなかったり悔しかったり。
そのような理由で泣くこともあるでしょう。
けれど、明らかにイヤなことがあったな、とお子さんにあなたが感じる場合は、
「不安」
が大きな要素にあります。
「今日、こんなイヤなことがあった。また、同じことが起こるかもしれない」
「また、こんな辛い思いをするのはイヤだ」
そのような思いは、大人だってありますよね。
いきなり大泣き、しかもいつまでも泣き止まないとなると親も辛くて泣きたくなりますが、この場合はお子さんを抱きしめてあげてください。
理由は聞かなくて構いません。
今は、その気持ちをしっかりと受け止めてあげることが大切です。
言葉で上手く感情を伝えられない次男は、このようなことがよくありました。
保育園から帰ってきても何も話さない。
目には涙を溜めている。
「どうしたの?」
と聞いた途端、火がついたように大泣き。
宥めようとしても、抱っこしても全然泣き止まない。
理由がわかればなんとかできると思うけれど、今はそれどころじゃない。
こんな時、私がどうしたかというと。
次男と一緒に泣きました。
こんなにも大泣きしているのに理由がわからなくて、私も辛くなってしまったんです。
けれど、子どもって親のことをすごく見ているんですよね。
私が急に泣き出したに次男はビックリしたのか。
泣き止んで首をかしげ、私を見てるんです。
この代わりように、思わず笑ってしまったのを覚えています。
感情を放出させてしまうのもあり
何をやっても泣き止まないのなら、ご近所迷惑覚悟で思いっきり泣かせてあげるのもありだと思います。
不安で大泣きしていることもありますが、なんで泣いているのか自分でもわからないときが子どもにはあります。
そんな時に、どうにか泣き止んでもらおうと思っても、ムダな努力に終わるだけです。
次男も何をやっても泣き止まないときがありました。
その時、たまたまお昼時で近所の方は仕事でいないことがわかっていたので、感情をすべて表に出させようと、次男をあえて泣かせていました。
20分くらいそうしていたでしょうか?
まだグズグズ言っていましたが、私の所にやって来て、次男はそのままお昼寝。
泣き疲れたんでしょうね、さすがに。
お昼寝から起きたらスッキリしたのか、何があったのか次男は話してくれましたよ。
大泣きすることで気持ちが切り替えられたので、最悪の場合、こんな方法もあるんだなと思いました。
けれど、この方法は最終手段だと考えてくださいね。
次男はスッキリとした顔を見せましたが、声はガラガラになってしまいました。
ドライブなどで気分転換
車で移動するのが好きな子なら、ドライブに一緒に行って、気分転換するのもいいですね。
家の中に閉じこもっていると、どんどん負の感情が膨らんでしまうもの。
思い切って外に出て、景色を見ながら気持ちを切り替えるのもいいと思います。
気分転換ができて気持ちが切り替わったら。
お子さんも何があったか話してくれるかもしれませんよ。
子育てには正解がありません。
私が話していることも、経験の上で言っているだけで正解とは言えませんが、あなたの子育てのヒントになるのではないかと思っています。
これからも、私の経験を話していきます。
あなたの子育てに、少しでも役に立ちますように。