ルーティーンのある子のお出かけは事前の準備が大切!子どもが理解できる説明をしよう

小さな子を連れてのお出かけって結構ありますよね。
予防接種や検診はもちろん、お散歩や公園で遊ぶなど。
急なお出かけで子どもを連れて行こうとして、ギャン泣きされたことはありませんか?

特に、自閉傾向のある子は、ちょっとでも自分の予定を狂わされるのが苦手。
大泣きされてしまうことも多々あります。

こんな時どうしたらいいのか困ってしまいますよね。
対処法を、私の経験からお話しします。

私の次男は発達グレー、軽度の自閉スペクトラム症と診断されています。
きっと、私の経験談は役に立つと思いますよ。

※発達グレーは、発達障害とはっきり診断されていないけれど、その傾向があること」を指します。
※「自閉スペクトラム症」は、対人関係を築くことが苦手、強いこだわりがあるなどの特徴がある、発達障害の症状です。

時間に余裕のあるときは事前にきちんと説明する

いつもと違う所に出かける予定があり、日数に余裕があるときは、子どもにきちんと説明しましょう。
その時に、子どもが理解できたか確認するのを忘れずに。

まだ、そこまでコミュニケーションが取れないときは、カレンダーを見せながら
「今日はここで、ここになったら○○へお出かけするからね」と、1日1回程度でいいので説明を。

1回ではわからなくても、何回か繰り返して説明すれば、きっと理解してくれます。

急なお出かけの際は「お願い」と「事後説明」

それでも、急に出かけないといけないときは「お願い」と謝罪、後で説明しましょう。

急用なので、子どもにしっかり説明している時間はありません。
それでも連れて行かなければいけない。

私はこの時、「ゴメンね、とにかく一緒に来て!」
と、大泣き覚悟で連れて行きました。

もちろん大泣きされました。
けれど、用事が済んだ後ゆっくりと、わかりやすい言葉を選んで説明して。

おそらく子どもは、何があったかわからなかったと思いますが、
「ママも大変だったんだ」とは思ってくれたようで、ブスッとしていましたが泣き止んでくれました。

子どもは親の言葉を意外に聞いている

子どもは親の言葉を意外に聞いているので、お出かけの予定を話すときは気をつけましょう。

これは、私の実体験。
ある日、旦那と「どこかにご飯食べに行きたいねー」と話していました。

そうしたら、次男は「今日、ごはんを食べに行くんだ!」と自分の予定に組み込んでしまい、
家でお夕飯が出たときに大泣き!

その時のごはんは食べませんでした。

このようなことは一度や二度ではありません。
親がぽろっと言った言葉を、自分の楽しい予定に組み込んでしまったかも、と思ったときはすぐに確かめてださいね。

子どもと予定のすりあわせをしよう

親としては非常にめんどくさいと思いますが、子どもと予定のすりあわせをしておくと、ギャン泣きされる可能性を下げられます。

時々でいいので、お互いにスケジュールをどう認識しているのか確かめ合いましょう。
まだ、上手くコミュニケーションができない場合は、こんな予定だということを、わかりやすいように伝えてあげるだけで大丈夫。

お出かけするのなら、楽しい方が良いですものね。

これからも、私の経験談を話していきます。
私の子育てが、少しでも役に立ちますように。