集団生活が苦手な子が保育園で楽しく過ごせるには?発達グレー児を持つ私の経験から答えます。

大変な保活をなんとかクリアして保育園に入れたのはいいけれど、相変わらずな子ども。
集団生活が苦手で、本人もすごく大変そうで、お迎えに行くと泣き顔な時がある。
保育園にも迷惑をかけているみたい。

私も働いているからこのまま保育園に預けたいけれど、どうしても無理なのかなぁ?

あなたの子どもが保育園に迷惑をかけているかも、と思うと悩んでしまいますよね。
けれど、結論から言えば保育園を諦める必要はありません。

発達グレー・自閉傾向の子は、集団行動が苦手。
けれど、同年代の子達と一緒に遊び、行動することは、心と身体が成長するチャンスです。

どうしても通えない!というのならとにかく、親の都合だけで保育園を退園するのは、子どもにとっても大きなマイナスになるのではないでしょうか。

成長の機会を、あなたが自ら奪ってしまうのはイヤですよね。

同じように集団行動が苦手な次男を保育園に預けたとき、私は先生を加配してもらいました。
もちろん、簡単にとは行きませんでしたが、親が動けば行政も動いてくれる可能性がありますよ。

今回は、その方法を話します。

※発達グレーは、発達障害とはっきり診断されていないけれど、その傾向があること」を指します。
※「自閉スペクトラム症」は、対人関係を築くことが苦手、強いこだわりがあるなどの特徴がある、発達障害の症状です。

先生を加配してもらえるか相談してみる

発達グレーの疑いがあると言われているのなら、まず、先生を加配してもらえないか相談しましょう。

基本的には発達グレーや自閉スペクトラム症と診断されていることが前提になりますが、次男の婆愛はその前から加配してもらいました。

その理由は2つ。

  1. 街の先生から発達グレーを疑われ、保育園でもそう疑っていた。
  2. 私たち両親が加配の希望を出した

後から聞いた話ですが、この2つのどちらかが欠けていても加配の配慮はできなかったそうです。
なぜなら、先生を加配してもらうということは、その方に給料を支払わないといけないから。

次男の場合は、入った最初の年に保育園の先生から存在そのものを否定されることを言われ、激怒した私たちが、保育園や行政に怒鳴り込んだからというのも大きかったと思います。

結局、その年度の加配は無理、とのことでしたが、次年度に予算が下りて加配して貰えることに。

その先生は退職した保育士さんで、基本的に次男だけを見てくれたので、集団生活が苦手でも馴染めました。

どうしてもその保育園に馴染めないのなら転園するのもあり

思いつく限りのことをやってみて、どうしても子どもが保育園に馴染めないのなら、転園を考えてみてもいいかもしれません。

確かに、保活は大変です。
しかも、発達グレーの子を受け入れてくれるところを探すのは、本当に骨が折れると思います。

けれど、保育園は1つではありません。
探せばきっと、笑顔で通える保育園や幼稚園が見つかります!

あなたが働いている場合、保育園を探すのは本当に大変だと思いますが、子どもを守れるのは親しかいません。

考えてみて、もし思い切った行動が必要だと思ったら。
勇気を出して、一歩踏み出してみましょう。

あなたとお子さんが毎日笑って過ごせることを、私も願っています。

これからも、私の経験を話していきます。
私の子育てが、少しでもお役に立てますように。