子どもがモゴモゴと話して何を言っているのかわからない!このようなときの対処法は「急かさない」です

うちの子は、よくモゴモゴと話している。
そのせいで何を言っているのかわからなくて、何度も聞き返してしまう。
「もっとちゃんと話して」って言うと不機嫌になる。

どうすれば、もっとわかりやすく話してくれるようになるんだろう。

それとも、何かの病気が隠れているからモゴモゴ話すの?
それだったらすごく心配!どうしよう……。

お子さんがモゴモゴと話すと、聞き取りづらいし何かあるのでは?と気になってしまいますよね。

けれど、この場合。
病気よりは心理的なものが原因になっている可能性が高いと思います。
それなので、しばらく様子を見てあげてください。

もし、あなたが心配しすぎて、

「もっとしっかり話して!何を言いたいのかわからない!!」
「何かの病気かもしれないから、お医者さんにみてもらおう!」


とお子さんに伝えたら。

余計なストレスをお子さんに与える結果になり、ますますモゴモゴ話すか、最悪の場合全く話さなくなってしまいますよ。

それは、絶対に避けたいことですよね。
今回は、お子さんがモゴモゴ話すときのアドバイスをしたいと思います。

私の子どもは、発達障害の症状の1つである「自閉スペクトラム症」と診断され、それなので、今でもモゴモゴとよく話しています。

そんな私の経験は、あなたのお悩みを解消するきっかけになれるのではないでしょうか?

気になったら、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

モゴモゴと話すのは自信がない現れかも

お子さんがモゴモゴと話すのは、自分に自信がない現れかもしれません。 なぜなら、目立ちたくないという心理状態がそうさせているから。

あなたもそんな経験がありませんか?

友達と話すときは普通に、むしろ「うるさい!」と言われるくらいに大きな声で話していても。
人の前に立つと、緊張して声が小さくなり、何を言っているのか聞こえないと言われてしまった。

モゴモゴ話してしまうお子さんは、まさにこの状態なんです。

次男の場合も、これに当てはまります。

ご機嫌なときは大きな声で元気よく話しているのに、少しでも自信がなくなると、
「僕は、こう思うんだよねぇ……」
と、自信なさそうにモゴモゴと伝えます。

そして、言い終わると私をチラリと見るのです。

その考えがあっていると思い、私が「お母さんもそう思うよ」というと、

「だよね!」

と、元気よくはっきりと返します。

お子さんがモゴモゴ話すと病気を疑うこともあるかと思いますが、大抵は心理的なもの。

少し、様子を見てもいいかと思います。

しばらく様子を見て、それでも気になるようだったら。
保健師さんやかかりつけの先生に相談してみてもいいでしょう。

テンションが上がりすぎて早口になることも

モゴモゴと話す原因は、自信がないのもありますが、テンションが上がりすぎて早口になり、モゴモゴと話してしまうこともあります。

この場合は、お子さんが落ち着くのを待ちましょう。 そして、落ち着いたときに「嬉しそうだけど何があったの?」と聞いてあげると、お子さんははっきりと、聞き取りやすい声で話してくれると思いますよ。

大きな口でゆっくりと、相手に伝わるように

モゴモゴ話すのを改善するには、まずは大きな口を開けてゆっくりと話すこと。
相手に伝わるように話すことを教えましょう。

そうすることで、今よりも相手に言いたいことが伝わりやすくなります。

けれど、この方法は大人でも難しいことです。
それなので、もしできなくても怒らずに、

「みんなはじめはできないから、ゆっくりやっていこうね」

と伝えてあげてください。
それだけで、お子さんは安心すると思います。

次男も、何度も何度もこれを繰り返しています。
私が言った直後は、意識して口を開けてゆっくりと、わかりやすく話してくれるのですが、2時間くらい経つとまた、モゴモゴに戻ります。

けれど、それでも良いのではないでしょうか。
先を急ぐのはお子さんだけでなくあなたにも相当なストレスになるはず。

見守りながら、一歩ずつ先に進んでいきましょう。

私の子育て経験から、モゴモゴとお子さんが話すときにどうしたらいいのか話しました。

このことが、あなたの子育てに少しでも役立ちますように。