頑張ってるのに苦手が多い子どもが他の子の言葉に傷ついている。こんな時私がどうしていたか話します

私の子どもは自分のことを言葉で伝えるのが苦手。
本人はきちんと言っているつもり。
けれど、周りには全く伝わらなくて、結局かんしゃくを起こして大暴れ。

その他にも、いつも落ち着きがなくて辺りをうろうろ。
興味がないことをずっとやり続けるのも苦手。
すぐに放り投げてしまう。

けれど、それを同じクラスの子に言われるのもイヤ。

ある日、クラスの子に「いつもうろうろしてて何を言っているのかわからない。一緒にいたくない!」って言われたみたいで、大泣きしながら帰ってきた。

こんな時、一体どうしたらいいんだろう?

このようなことって、すごく悩みますよね。
あなたは、お子さんのことをずっと見ているから、毎日一生懸命頑張っているのがわかっても、周りから見たらサボっているように見える。

クラスの子の指摘は間違っていないけれど、頑張っている子に言うにははっきり言いすぎ。

だからといって「うちの子は一生懸命頑張っているの!そんな言い方して酷いじゃない!!」と、相手の子に言ってはいけません。

相手の子を責めてしまうと、あなたのお子さんはますますクラスから浮いてしまいます。
更に、あなたも先生や他の保護者の方に白い目で見られてしまいますよ。

それは避けたい事態ですよね。

こんな時、発達グレー、軽度の自閉スペクトラム症と診断された次男を持つ私がどうしていたか、話したいと思います。

私の子育て経験から、あなたも何かきっかけが掴めると思いますよ。
ぜひ、ご覧ください。

言いたいことがあるときは保育園を通してから

ストレートにモノをいう子に言いたいことがあるときは、まずは保育園を通しましょう。
これは、保護者の方とのトラブルを避けるためです。

小さい子は、自分の想いをストレートに言ってしまいます。
それで傷つく人がいることに気づくのには、もう少し心の成長が必要です。

それなので、今現在の状態であなたがその子に何を言っても「何だかわからないけれど怒られた」という認識しか残りません。

けれど、保育園の先生やその子のお母さんの言葉だと、素直に聞き入れてくれる可能性があります。
なぜなら、先生や親は、その子の中で特別な存在なので、言葉が伝わりやすいのです。

そして、保育園のトラブルはやはり先生が把握しておいた方が良いと思います。
スタンドプレーに出て、余計に面倒なトラブルになるのを防ぐためにも、先に相談することから始めてください。

言われないようにするため先に行動しておく

何か言われるのを未然に防ぐために、私の場合、できることは先に動いていました。

保育園や幼稚園の先生達は、1人で何人も子どもを観ているため多忙です。
そのため、どうしても目が届かない部分があります。

次男の場合は、年少さんになる前に自閉スペクトラム症の診断が降りました。
それなので、新年度が始まり自己紹介するときに、

「私の子どもは自閉スペクトラム症と診断されています」
「落ち着きがなかったり、自分の気持ちを素直に伝えられなかったりしますが、気にせず接していただけると助かります」

と、保護者の皆さんの前で言いました。

それでも、全く言われなかったと言えばウソになります。
けれど、事前に伝えていたことで、その回数はかなり少なかったのかな?と思っています。

こうなるな、と予測して先回りするのはとても重要なことです。
難しいと思われるかもしれませんが、最初に全部を話す必要はありません。

思いついたことや気づいたことを、都度保育園などに説明するだけで大きな違いがあると思います。

なかなか難しいことではありますが。
焦らずに、少しずつ行動していきましょう。

これからも、私の子育て経験を話します。
少しでも、あなたの子育てのヒントになりますように。