コミュニケーションが苦手でお友達ができない子どもに何ができる?少しのサポートで解決可能です

うちの子はコミュニケーションを取るのが苦手。
それはわかっているけれど、どうしてもお友達ができない。

理由を聞いたら、お友達になりたくて話しかけたら、
「何を言っているかわからない!もう話しかけるな!!」
と言われたことがあるみたいで、また、同じようになるのがイヤだと言う。

そうだよね。けれど……。
お友達が欲しいのはすごく伝わるのにそれじゃあ、辛いだけだよね。

この子にも、わかってくれるお友達ができたらいいのに。

こんな時、私は何をしてあげられるのだろう……。

お気持ちはよくわかります。
次男も同じような経験をして、お友達が一向にできない時期がありました。

お友達が欲しくて、他の子をチラチラ見ているのに自分からアクションを起こそうとしない。
ずっと見ているとイライラしてしまいますよね。

けれど、ここは我慢してお子さんを第一に考えてあげてください。

親であるあなたが急かすと、お子さんはより一層ストレスを溜めてしまい、
「もういい!お友達なんていらない!!」
ってなってしまうかもしれませんよ。


それは避けたいですよね。

今回は、発達障害の症状の1つである「自閉スペクトラム症」と診断された次男が、お友達を作りたくても作れなかったときにどうしていたのか。

私の経験をお話ししたいと思います。

私の経験の中に、あなたのお悩みを解決するヒントがあるかもしれません。
ぜひ、最後までご覧くださいね。

傷つくのがイヤならば無理をしなくていい

お子さんが自分から輪に入っていかないのは、また、同じように傷つくのがイヤなのかもしれません。

このような場合は「無理しなくていいよ」とお子さんに伝えてあげましょう。
無理にお友達を作ろうとすると、ストレスが溜まってしまいますよ。

次男の場合もそうです。

お友達が欲しいけれど、誰にも話しかけられずにうろうろ。
話しかけられたら、今度はどうしていいかわからずにオドオド。

この場合、大人は「ほら、一緒に遊べばいいじゃん」と簡単に言いますが、自閉傾向のある子にとって、自分のルーティーンの中にないことをするのは大きな決断。

相当な勇気が必要なんです。

私もはじめは「誘ってもらっているのだから、一緒に遊べばいいのに」と思っていたのですが、次男にとっては未知の世界に飛び込むようなもの。

一歩踏み出す勇気って、すぐに出てきませんよね。

それに気づいたとき、私はやっと「焦らなくていいよ。自分のペースでゆっくりね」と言ってあげられました。

周りの力を借りるとスムーズに事が運ぶことも

お子さんが勇気を持ってお友達が作れるようになるには、あなたのサポートだけでなく、周りの協力が必要になってきます。

周りが環境をつくってあげることで、お子さんが勇気を奮い立たせる度合いが減り、気負うことなくお友達と一緒に遊べるようになるからです。

そのために、学校の先生や保護者の皆さんに協力をお願いしてもいいかもしれません。

余程のことでなければ、学校の先生はもちろん、保護者の皆さんも喜んで協力してくれると思いますよ。

お子さんのお友達作りに関しては、あなた1人が奮闘する必要は全くありません。
周りの協力を得ながら、お子さんがストレスを感じることなくお友達が作れるよう、サポートしてあげてくださいね。

これからも、私の子育て経験を話していきたいと思います。
ぜひ、お付き合いくださいね。