子どものことが理解できなくて苦しい。こんな私はダメ親?そんなことはありません!特性は個性です。
子どもに障害があるとわかったとき、
自分をすごく責めたと思います。
その後も、子どもの不可解な行動を見るたびに、
「この子のことが理解できない」
「このまま成長して、この子は自立できるのか」
「こんな風に生んでしまって、私はダメな母親だ……」
このように思った事はありませんか?
そんなことはありません!
むしろ、あなたは子どものことを心配する素敵なお母さんです!!
だから、自信を持って!!
そう言いたいのですが。
それでも、どうしても自分を責めてしまうのが親ですよね。
私も、何度も後悔しました。
「妊娠中、何か影響のあるものを食べたのかな?」
「胎教が不十分でこうなってしまったのかも?」
「私がダメな母親だから、この子は辛い想いをしなければならないんだ」
けれど、そう思えば思うほど負のループ。
母親としての苦しみはますます増え、子どもと接するのが苦しくなり、親子のコミュニケーションがますます取れなくなってしまいます。
今回は、発達グレー、軽度の自閉スペクトラム症と診断された次男を持つ私が、
どのようにしてこの負のループから抜け出したのか話します。
ほんの少し気持ちを切り替えるだけです。
誰にでも簡単にできます。
この記事を読めば、きっと、あなたが苦しみから抜け出すきっかけが見つけられますよ。
※発達グレーは、「発達障害とはっきり診断されていないけれど、その傾向があること」を指します。
※「自閉スペクトラム症」は、対人関係を築くことが苦手、強いこだわりがあるなどの特徴がある、発達障害の症状です。
子どもの発達障害はあなたの責任ではありません!
発達障害は、決してあなたのせいではありません!
これだけは、何度でも言わせてください。
なぜそこまで言いきれるのかというと、
「障害のある子に生んでしまった」
そう思っている時点で、妊娠し、出産するまで。
お腹の中にいる赤ちゃんを、大切に育ててきたはず。
もし、赤ちゃんに悪影響が及ぶようなことをしていたら、そのように思わないのではないでしょうか。
それなので、子どものことで苦しんで凹まなくて大丈夫!
「私はちゃんと子育てをしているんだ!」と、自信を持ってくださいね。
発達障害は遺伝?
発達障害と遺伝の関係については「原因の一部ではあるが、環境などのさまざまな要因が複雑に絡んでいる」と言われています。
さらに言えば、「発達障害は遺伝が原因」と思っている人は意外に多く、そのせいで母親がパートナーやパートナーの両親から強く責められるということもあるようです。
確かに、医学的な視点でも発達障害と遺伝の関係性は否めませんが。
母親だけが責められるというのは間違っています!
もし、あなただけが責められるのなら反論していいと私は思います。
私の場合は、責められるということはありませんでした。
理由は簡単で、旦那自ら
「診断されなかっただけで、今なら俺も、発達障害って診断されるんだろうなぁ」
と、次男が自閉スペクトラム症と診断されたときに言ったから。
「遺伝が原因の一つ」とされている以上、当然、旦那さん方の遺伝子も影響します。
あなた1人が悩み、苦しむことは決してありません。
子どもを無理に理解しなくていいので楽しく暮らせる方法を
今はまだ、子どものことが理解できなくて大丈夫です。
一緒に楽しく暮らせる方法を探しましょう。
たとえば、次男はところ構わず鼻歌を歌っています。
けれど、これは次男がご機嫌な証拠なので、家でもスーパーでも、迷惑にならないようならそのままにしています。
周りからは変な目で見られますが気にしない。
なぜかというと、迷惑はかけていないから。
初めのうちは確かに周りの好奇の目が気になりました。
しかし、その内開き直りました。
そうしたら、すごく楽になりましたよ。
いいんです。こんな感じで。
もっと気楽に子育てをして大丈夫ですよ。
これからも、私の経験談を話していきます。
私の子育てが、少しでも役に立ちますように。