保育園に入った子どもがみんなと同じようにできない!先生からもイヤな顔。こんなときどうしたらいいの?

保活を頑張って、やっと入った保育園。
子どもも毎日泣かないで、頑張って通ってる。すごい!

けれど、お迎えに行ったときに
「○○ちゃんはこんなこともできないんですね」
って、先生に言われてしまう。

それも、1回や2回じゃない。
今日も先生は、明らかにイヤな顔をして「○○ちゃんは本当に何もできないんですね」って。

……ウチの子、そんなにダメなの?
毎日すごく頑張ってるよ?それなのに、何でそんなことを言うの。

私の子育てがダメだって言われるのは仕方がない。でも。
頑張ってるこの子の文句をあなたに言われたくなんかないっ!!

……そうですよね。
お子さんがすごく頑張っているの、わかります。

私の次男も、わかってもらえない先生に何度も言われました。
その内、私じゃラチがあかないと思ったのか、旦那にも言っていました。

これには旦那も激怒!

そんなとき、私たち両親がどうやって対応したのか。
経験からお話しします。

次男は発達グレー、軽度の自閉スペクトラム症と診断されています。
私の経験は、きっと、今悩んでいるあなたの役に立つと思いますよ。

少しでも悩んでいたら、ぜひご覧ください。

※発達グレーは、発達障害とはっきり診断されていないけれど、その傾向があること」を指します。
※「自閉スペクトラム症」は、対人関係を築くことが苦手、強いこだわりがあるなどの特徴がある、発達障害の1つの症状です

子どもを否定するような先生は怒ってもいい

保育園や幼稚園の先生がとても大変なのはわかっています。
けれど、頑張っている子どもに対して否定するのは間違っていますよね。

だから、怒っていいと思います。
実際に、私も旦那も怒りました

子どもができない事が多くて困らせているのはわかっている。
いつも先生にくっついて、思ったように動けないのもわかっている。

だからと言って、ストレスを子どもにぶつけていいわけじゃない!

このことを、はじめは園長先生に、次に行政の担当に私たちは言いました。
結果を言ってしまうと、それで問題が解決したわけではないですが。

とにかく、そんなことを言われたんだと知らせておく必要があります。

もしかしたら、周りからおかしな人と思われるかもしれませんが。
子どもを守るためには、それを気にしてはいられません。

私も何度か「モンペ(モンスターペアレント)」と言われましたが、その時は、そんなことは気にしていられませんでした。

お互いがいい方向に進むように相談する

保育園の先生に子どもを否定されて、保育園をやめたり、保育園側から「手に負えないので退園してください」と言われるのはおかしな話。

その前に、何か打つ手はないのか。
お互いに話し合うことが必要だと思います。


私たちの場合は、先生の加配。
保育園に入った頃、次男に自閉症の疑いが見られたので専門医の診察を検討していました。

先生に次男の存在そのものを否定されるようなことを言われたときは、まだ診察は受けていませんでしたが。
かかりつけの先生にそのように言われていること、診察を検討していることを話して、加配できないか相談しました。

もちろん、保育園側にそんな人も金銭的な余裕もないのはわかっていました。
それでも、とりあえず言ってみる。

諦めちゃダメです!

場合によっては診断書を先にとって来るのも手かもしれません。
そのようなものがあると、加配を希望している場合は動きやすいと思います。

次男の場合は、相談した結果次年度に先生を専属でつけていただけることになりました。
退職した元保育士さんでしたが、子どものことはよくわかっている方で、次男も懐いてくれました。

子どものSOSに気づけるように

次男の場合は、先生が私たちに露骨に存在を否定するようなことを言ってきたので対応できましたが、そうでない場合もあります。

小さな子は、自分の気持ちを上手く表現できません。
その時は、親が子どもの気持ちをくみ取ってあげないといけないのです。

上手く気持ちを言えなくても、そのような場合、日々小さなSOSを出しています。
次男の場合は、かかりつけの先生に

「この子、保育園で見るといつも怯えたようにしてるよ

と、次男が風邪をひいて診察を受けたときに言われたのがきっかけでした。

忙しいと見逃してしまうかもしれませんが、このように周りが教えてくれることもあります。
小さなSOSに気づいたら原因を調べて、それが保育園にあるのなら、話し合って子どもが楽しく過ごせるように頑張りましょう!

原因をそのままにしておくと、子どものストレスが溜まって毎日大泣き、お母さんも辛い毎日を過ごすことになってしまいます。

お子さんと笑って過ごすためにも、頑張りましょうね!

これからも、私の経験をお話しさせていただきます。

私の子育てが、少しでもお役に立てますように。