2歳になっても言葉が出ない!病気?発達障害?私の経験から対処法をお話しします。

同じ頃に生まれた子達はもう離しているのに、うちの子は2歳になっても話してくれない。
「あー!」「うー!」という喃語は出てるのになんで?

病気?それとも発達障害
すごく気になるんだけど、こんな時どうしたらいいの??

他の子がはっきりおしゃべりできるのに、お子さんが単語で話さないとなると心配でしかたないですよね。
私の次男もそうでした。

早く話して欲しくてさまざまなことを話しかけましたが、いつも返事は「あー」「うー」。
ある意味、これだけで会話が成立していたのはすごいと思いますが、心配で心配で毎日育児書を読みあさり、ネットで検索しまくっていました。

でも、そんなことをしていると疲れてしまうんですよね……。
毎日家事や育児に追われているのに、更に悩みを抱えてしまうと休まる暇がありません。

そんな時。
発達グレー、自閉スペクトラム症と診断された次男を持つ私がどんな選択をしたのか。
経験からお話しします。

※発達グレーは、発達障害とはっきり診断されていないけれど、その傾向があること」を指します。
※「自閉スペクトラム症」は、対人関係を築くことが苦手、強いこだわりがあるなどの特徴がある、発達障害の1つの症状です

2歳になっても言葉が出ないときはまずは相談する

2歳になっても言葉が出ない場合、まずは、地域の保健師さんやかかりつけ医に相談しましょう。
育児に専門的にかかわっている人の視点で見て、専門医の診断を受ける必要があったら、その時に言ってくれます。

何かの病気が潜んでいる場合もありますので、診断を受けた方が良いと言われたときは早めに診察を受けてくださいね!

けれど、2歳の子は個人の成長に大きな差があります。
そのため、保健師さんなどに「もう少し様子を見てみましょう」と言われた場合は、様子見でいいと思います。

次男はとにかく一人遊びが大好きで、他の子はもちろん、一人の世界に入っているときは親が入り込んでくることも拒否しました。

集中しているときにあれこれ話しかけられるのは、大人だってイヤですよね。
子どもだって同じです。

そんな次男ですが。
今では、「うん、少し落ち着こうか」と言うくらいにおしゃべりになりましたよ!

育児書にはコミュニケーションを取ることが大切、と書いてあるかもしれませんがそれだってケースバイケース。

コミュニケーションを取らないと!と必死になりすぎて。
お子さんにストレスを与えてしまい余計に言葉が出なくなってしまう。

そんな事態にならないようにしましょう。

言葉で伝えないといけない環境を作る

お子さんの言葉が出ない理由の1つに「言葉で伝える必要がないから」があります。
それだったら、言葉で伝えないといけない環境を作ってみましょう。

どういうことかと言うと、お子さんの行動を見て何が欲しいのかわかっていても。
何かしらアクションを起こすまで待ってみる。

お子さんは、もしかしたらかんしゃくを起こすかもしれません。
けれど、少しだけ手を出さずに待ってみる。

その後に、「これが欲しいの?」と、欲しそうなものを見せます。
そこで、コクンと頷いたらチャンスです!

「欲しいときは、「ください」って言ってみようか。言えるかな?」

こう聞くと、子どもは怒ったような顔をすると思います。
でも、渡したい気持ちをグッと我慢。

そうして、「あいっ!」など、言葉になっていなくてもいいです。
「欲しい!」と主張して、ちゃんと声で応じたのなら。

「すごいね!よくできたねぇ!!」
と、思いっきり褒めてあげてください。

それの繰り返し。

そうすると、

「欲しいときはアピールすればいいんだ」
「欲しいときは『ください』って言えばいいんだ」

と覚えていき、お子さんの言葉が少しずつ増えていくと思います。

お子さんの言葉が出るタイミングは本当に個人差があります。
次男の場合は一人遊びが好きで、他の子とかかわる危害が少なかったのもありますが、本当に単語が出てくるまで時間がかかりました。

育児は焦らないのがポイントの1つ。

周りに相談し、アドバイスを受けながら。
少しずつ、親子の着地点を見つけて育児を楽しんでくださいね!

これからも、私の経験をお話ししていきます。
少しでもあなたのお役に立てますように。